CDJ2日目

ハートオブワインレッド&揚げたこ焼き

この3日間の中で最大の失敗をしてしまった日。
酒は飲んでも飲まれるな。

開演まで

夜中に何度か目が覚めてしまったが、何とかそれなりの睡眠をとることに成功。
朝食はバイキングなので、1日を乗り切るためにたらふく食う。
部屋に戻ってまた少し横になって時間を潰す。
10時過ぎになって出かける準備開始。
今日は前日買ったシロップTシャツを着ることにする。
ホテルを出て、幕張メッセの裏に回ってみる。
お、千葉マリンスタジアム発見。
何やら改装工事しているようだ。
来年は見てろよコンチクショウ。
メッセの周りをぐるっと回る形になって西側から入場。
今回は荷物が少ないので300円のロッカーを使用。
開場から開演まで時間があったのでまたdaimas cafeに行く。
お、社長こんにちは。
また調子に乗って「ハートオブワインレッド、艶薄めで」などという無茶な注文をする。
ライブも始まってないのに酒なぞ飲んで大丈夫なのか自分。
ひとまず腹に何か入れないといかんと思い、飲食ブースで揚げたこ焼きを購入。
一応写真も撮っておこうと思ったら携帯がポケットに無い。
焦って探してたらバッグにハートオブワインレッドをこぼしてしまった。
携帯はそのバッグの中にあった。アホな自分に呆れつつ写真を撮る。
この日のトップはどちらに行こうか大いに迷った。
サンボマスターポリシックス
どちらもライブでのパワーがとんでもないバンドだ。
散々迷った挙句、サンボを選ぶ。
開演前にチビチビ飲んでたら早くも酔いが回ってきた。ヤバい。

開演・サンボマスター

EARTH STAGEでの開演時の挨拶は天下の渋谷陽一氏。
後ろに「朝礼 前説」と出てるのには笑った。
そしていよいよサンボマスター登場。
1発目は「歌声よおこれ」。会場の空気が一気に沸点まで上がる。
「俺はドブ野郎だ!」などと言いつつ「ありがとう!」を連呼する山口氏。
不器用で無骨で純粋なロック。最高。


最後のあたりで酔いがかなり回ってくる。
気づいたら終わっていた。また寝てたようだ。
今日1日にかなり不安を抱きながらMOON STAGEへ。

VOLA&THE ORIENTAL MACHINE

このバンドは元NUMBER GIRLZAZEN BOYSのドラマー、アヒト・イナザワ氏が作ったもの。
ここではアヒトがなんとギター&ボーカルを務める。
で、ドラムはシロップの中畑さん。
ということで昨日と同じようにシロップのライブ仲間とここで合流。
ん?あの長身の兄さん、どこかで見たことあるような??
・・・ってクドカンやん!
そういやグループ魂も今日だったっけ。
とりあえず握手してもらう。ラッキー。
そんなこんなでライブ開始。
アヒトは相変わらずちっこい。
うーん、まだイマイチ何をしたいのか分かんない。
アヒトはやっぱドラムを叩いてるほうがいいね。


そしてまた酔いが回ってくる。
ライブ仲間に心配されつつ座り込んで休む。
気づいたらまたライブが終わってた。
ダメだこりゃ。

またまたdaimas cafe&曾我部恵一バンド

ダルい体を引きずってdaimas cafeへ。
酔い覚ましのホットレモネードを注文。
それをチビチビ飲みつつGALAXY STAGE最後方に座り込む。
再び記憶が飛ぶ。
気づいたら曾我部さんのライブが始まってた。
申し訳ない気がして外に出る。
タバコ吸ったりしてかなり酔いが醒めてくる。
しかし前半は台無しにしてしまった。猛省。

スネオヘアー

セミの鳴き声から始まった。
登場したスネオヘアーは開口一番
「会いたかったぜレイク・ステージ!!」
入院して夏のROCK IN JAPAN FESに出れなかったからだ。
相変わらず歌とMCの温度差がすさまじい。
優しく切ない歌を歌い上げながら、
空中元彌チョップ!」などと似てない物まねをしている。
それがスネオクオリティ。
プロデュースしたU・N・O BANDについても
「いきなり解散しやがって・・・いい曲なのになー」などと愚痴をこぼす。
ともかく元気になってくれて良かった。
これからもそのキャラで頑張ってくれよ。

椿屋四重奏

艶ロック日本代表(自称)の中田くん率いる椿屋四重奏
この日したたかに酔わされた「ハートオブワインレッド」は彼らをイメージしたもの。
君らのせいで前半台無しになったじゃないか、とは言わない。
ライブは「プロローグ」からスタート。
相変わらずセクシーな声の中田くん。いいねぇ。
去年(2004年)のROCK IN JAPAN FESの音チェックのときに安全地帯の「恋の予感」を歌ってたのを思い出す。
「成れの果て」で一気に盛り上がる。
「踊れ踊れ踊り子ぉ!」という煽りから始まった「踊り子」。
どこまでも艶やかでどこか退廃的な艶ロック
最後の「小春日和」まで艶ロックに浸りまくって心地よかった。

ハヤシヒロユキPOLYSICS

ポリシックスを見れなかったのでせめてDJ姿でも見ようとDJブースへ。
・・・
客が入りきらなくて外まであふれてる。
仕方ないのでDJブース前の通路のあたりから見ることに。
ハヤシくん登場に観客大歓声。
そして始まる大歌謡ショー。
曲に合わせてハヤシくんが動く動く。
歌ったりギター弾いたりドラム叩いたり(全部真似)。
こんなところでXジャンプを生まれて初めてすることになるとは(笑)
「これってDJなのか?」という疑問はさておき、最高に楽しかった。

ZAZEN BOYS

DJブースで盛り上がってしまったのでZAZENは途中から見ることになった。
実は私が生まれて初めて行ったライブがNUMBER GIRLなのだ。
なので向井氏はもちろん、アヒトや田淵ひさ子嬢には特別な思い入れがある。
EARTH STAGEに着いたときにやっていたのは「FRIDAY NIGHT」。
向井氏が白縁サングラスでシンセを弾いてる姿には正直違和感を感じた。
複雑な変拍子で観客を置いていく様子もあった。
しかしこれも向井氏がスタジオに篭もって曲の追求をしていった結果のひとつなのだろう。
向井氏の根底にあるものは日本古来の祭囃子。
探求者たる向井氏は聞き手のことは考えずに音楽を突き詰めていっている。
新たな世界を開く予感のするライブだった。

MO'SOME TONEBENDER

最後は絶叫ロックンロール、モーサム
裏はアジカンと、このライブを最後に解散するペンパルズ。
人が集まるのか心配だったが、余計な心配だった。
百々さんのブチ切れた歌声で観客熱狂。
いきなり「凡人のロックンロール」「ロッキンルーラ」のロックンロール連発。
かっこえー。こんな大人になりたいもんだわ。
とか何とか考えてるうちに終了。
他の2ステージはまだやってるようだったので、混む前にサッサと帰る。
もう酒は飲まないようにしよう。うん。